原則としてできませんので、製品をご使用になるサーバーは予め慎重に選択してください。例外的に「ライセンス移動」が許可されるのは、インストール先のサーバーが物理的に破損した、サーバー OS が起動不能になった、あるいはサーバーが盗難されたといったやむを得ない事由に限られます。このような場合は株式会社ラネクシーまでご連絡ください。
原則としてできません。最適化可能なフォルダは FILEminimizer Server がインストールされているサーバー(仮想マシンも含む)のローカルフォルダに限定され、リモートファイルに対する最適化は許可されません。したがって、製品ライセンスは最適化が必要なサーバー(仮想マシン)の台数分ご購入ください。
同じ LAN にある別の Windows Server マシン上に FILEminimizer Server をインストールし、このサーバーから、Linux サーバー上にある最適化対象のフォルダにアクセスして、この中に保存されている Office ファイルの最適化を行うことができます。これは上記「ネットワーク越しの最適化禁止」に対する唯一の例外です。ただしこの場合の Windows Server マシン上の製品ライセンスは、この Linux サーバー専用となり、他のサーバー上のファイルや自身のローカルファイルを最適化することはできません。
もっとも考えられる要因としては、対象ドキュメントファイルが画像を何も含まず、「圧縮の余地がない」ということです。 FILEminimizer Server はドキュメント内に内蔵(リンクではなく)されている画像に対して様ざまな手法を駆使して最適化を行いますので、そのような画像がない場合は最適化することができません。
FILEminimizer Server はプロファイルで指定された最適化処理全体をできるだけ短時間に終了させるため、マルチコアをサポートしているサーバーマシン上の各 CPU コアに対して並列的に最適化処理を行わせます。このような並列処理は場合によっては瞬間的にかなりの量の RAM を要求し、システムがこの要求に応じることができないときは「メモリ不足」として、そのとき処理にとりかかろうとしていた Office ファイルの最適化を中止し、元のままにしておきます。この事象が生じる頻度はハードウェア/ソフトウェア環境に依存しますので、マシンや OS、さらにはそのときの他のタスクとサービスの動作状況により、最終的に最適化されないままに残されたファイル数に違いが生じます。 FILEminimizer Server はこのように、すべての Office ファイルを「1つ残らず最適化」することよりも、最適化処理全体としての効率を高めることを優先しています。
データベースの管理方法の詳細については、内部仕様につき非公開とさせていただきますが、大まかに言えば OF フォルダには最適化済みの各ファイルの情報が個別のファイルとして保存されます。したがってこのフォルダを手動で空にすると、[最適化済みファイルをスキップする] オプションが選択されているても、すべての対象ファイルはスキップされることなく再度最適化されます。ただし各データベースファイルにどのような情報が格納されているかは公開できません。またデータベースファイルを手動で削除、変更したことにより生じた結果に対し、弊社は一切責任を負うことはできませんので、ご了解ください。
最適化プロセス全体がタイムアウトしても、その時点で最適化中のファイルの最適化が強制終了されるようなことはありません。実際にこのプロセスが終了するのはこれらのファイルの最適化がすべて完了してからになります。なお、タイムアウト後には、FILEminimizer Server のメインウィンドウ自体が閉じられます。